大𣘺弘写真展 「壺中の天」 終了しました。ありがとうございました!
2014年10月1日(水)から10月19日(日)
12:00ー20:00(月・火 休み)
100年以上続く日本の伝統食の壺・桶・樽の中を撮った写真展。
閉山を1年半後にひかえた軍艦島で働いた経験を持つ大𣘺弘さんは8年間をかけて190ヶ所をめぐり日本の伝統食を撮り続けました。100年以上続く日本の宝 日本の伝統食を体感していただければと思います。
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かつて壺や甕には、いのちを再生する力があると信じられていました。
『壺中の天』とは、「壺の中に、仙人のすむ別天地がある」という中国故事に由来することばです。
古代の人は時季にどっさり収穫したものを、甕や壺、桶や樽に入れて保存しました。
ある時それが腐らないばかりか、塩やカビの力で、全く別の食べ物に生まれ変わることに気づきます。
米は芳醇な酒やまろやかな酢に。大豆や小麦は味噌・醤油。アワビやイカの腸やウニは塩辛。鮒や鮎はなれずしに。猛毒のふぐの卵巣さえ安全な食べ物に変えてしまいます。まさしく壺や桶は、いのちを宿す神秘の器だったのです。
壺中に醸される食べ物は、千年余の歳月を越えて、今に生きています。
[文◎陸田幸枝]
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イベント① 中津発酵部による調味料のワークショップ
鰹節、醤油、梅干などを壺の中に入れ、熟成させ調味料を作ってみませんか!
日時:10/5(日)11:00~ 13:00~
会費:3,000円予定(ドリンク付)
定員:10名
申込:TEL 072-737-5326 又は info@phteah.net
イベント② 本は人生のおやつです!! 古本市
大阪・堂島の人気書店「本は人生のおやつです!!」さんにセレクトしていただく
“食”にまつわる本などを販売いたします。
※写真展期間中開催いたします
※本おやの店主さんの在廊はありません。
大𣘺弘
かつてインテリアデザイナーを目指して工業高校の木材工芸家に在籍していた頃、友達と奥多摩に写真を撮りに行った。そのとき私が撮った写真を友達が知らぬまにコンテストに応募し、たまたま入選してしまった。
それが根拠のない自信になったか、写真の面白さに味をしめ、東京綜合写真専門学校に進んだ。卒業後は無謀にも初めからフリーランス(フリーター)。アルバイトして金を貯めては、カメラをもって旅に出る。金が尽きると、東京に舞い戻ってアルバイト、そして旅。その繰り返し。楽しい良い時代だった。
26歳のとき、遠藤周作の『沈黙』の舞台、島原半島口之津に行こうと思い立ち、友達3人とスーパーカブで長崎へ出発。長崎の大浦日ノ出町に家を借り、1か月間長崎中を走り回って、いよいよお金が尽きた。カメラを質に入れ、東京にもどるお金もなく、見つけたアルバイト先が炭鉱の島、閉山を1年半後にひかえた軍艦島だった。
6か月間構外作業員として働いた。都会育ちには、背骨がきすむほどの重労働だったが、体力だけは自信があった。あやうく主任になるところで島を去った。今思うと、面白すぎる体験をいっぱいした。
その後もしばらくはアルバイトしつつ、雑誌の写真の仕事をした。
雑誌の連載で日本の伝統食を月2回8年間190ヶ所ほど巡ったり、伝統工芸の職人さんを訪ねたり。20年ほど前から歩き始めた、日本の「加治屋巡り」は120ヶ所を越えて連載中。加治屋を訪ねる時は、いまも心が躍る。職人さんのリアリティには、うむをいわせないものがある。ライフワークでは苔の写真を撮り続けて、いつのまにか30年。いまは八ヶ岳に通っている。写真を撮ることが、年々楽しくなる、今日この頃です。
写真集:「MOSS COSMOS 苔の宇宙」「1972青春軍艦島」「FRACTAL」
写真展:「和紙の町小川町」「MOSS COSMOS」「PLANTAL」
「里芋畑」「1972青春軍艦島」「森の時間」{FRACTAL」
著 書:「日本の手仕事」「極上食材図鑑」「長寿の国日本の伝統食」
「日本の正しい調味料」「野山で生まれた暮らしの道具」「日本鍛冶紀行」
インドの布展 ~刺し子布とアジュラックプリント~
終了しました。ありがとうございました!!
2014年5月21日(水)から6月8日(日)
12:00ー20:00(月・火 休み 最終日17時まで)
インドカッチ地方で制作されているアジュラックプリントは美しい青
と赤の幾何学模様を木版プリントした布のこと。
アズール(アジュラック)とは、アラビア語で美しい空や海の神聖な
青色を意味します。
東インド地方で 家庭の女性の手仕事として制作されていた刺子の敷物
(カンタグドリ)は女性たちの夢や空想を表現するこころ温まる少し
古い作品です。
どうぞ美しい手仕事をごらんにお越しください。
sindu
สีน้ำเงิน シー・ナムグン バーンロムサイの青
終了しました。 ありがとうございました!
2014年4月30日(水)から5月18日(日)
12:00ー20:00(月・火 休み)
バーンロムサイのプールのこころ弾む青
タイ国旗の真ん中の青
チェンマイの抜けるような空の青
カレン族が大切に守っている藍甕の青
たくさんの青をチェンマイからお届けします
タイ・チェンマイ郊外にあるHIV感染孤児施設バーンロムサイの
小さな工房で制作されたオリジナル商品を展示販売致します。
「สีน้ำเงิน シーナムグン」はタイ語で青色という意味です。
『バーンロムサイの青』をテーマに藍染などブルー系のお洋服や
雑貨を中心に展開いたします。もちろん、定番のちぢみガーゼや
春夏を楽しく彩るお洋服もご用意しております。
バーンロムサイはタイ語で「ガジュマルの木の下の家」という意味。
両親をエイズで亡くし、自分たちもHIVに母子感染した孤児たちの
生活施設です。
タイ北部のチェンマイ市郊外に1999年12月に開設され、現在1歳か
ら18歳まで30名の子ども達が暮らしています。
おばあちゃんとお母さんとお姉ちゃんと僕の写真展
終了しました。 ありがとうございました!
3世代写真展します
小学2年生の冬
僕がお年玉で初めて買ったもの・・・
それは、一眼レフカメラでした
あれから3年
僕は電車、おばあちゃんはお花
お姉ちゃんとお母さんはいろいろ
いっぱい写真を撮りました
ぜひ見に来てください
2014年3月26日(水)~4月13日(日)
12:00ー20:00(月・火 休み)
川西の久恒Familyによる親子3世代の写真展です。